来年の期待の新作(THE JESUS AND MARY CHAIN、The xx他)
『Damaged and Joy』
(輸入盤 2017年3月24日発売予定/日本盤発売日未定)
バンドにとっては1998年の『Munki』以来のスタジオ・アルバムで、2007年の再結成以来、初のアルバムになります。 プロデュースはKILLING JOKEのユースで、アルバムではベースも担当しています。 レコーディングにはバンドのツアーにも参加していたドラマーのブライアン・ヤングと、元LUSHのベーシスト、フィル・キングも参加しています。
『I See You』
The xx
(日本盤・輸入盤共に、2017年1月13日発売予定)
今年12月にも来日公演を行った、前作『Coexist』から約4年半ぶりとなる、The xxの3rdアルバム。 本作は2014年3月から2016年8月までの間に、ニューヨーク、テキサス、レイキャヴィーク、ロサンゼルス、そしてロンドンと世界各地でレコーディングを敢行。 過去2作品の内向的でメランコリックな作風から、よりオープンになり大きな飛躍を遂げた作品に仕上がったとのことで、2017年にリリースされる新作の中でも最も期待して良い一枚に違いありません。
『Blue』
COMMUNIONS
(日本盤・輸入盤共に、2017年2月3日発売予定)
2017年の2月25日と26日に開催される『HOSTESS CLUB WEEKENDER』への出演も決定している、デンマーク・コペンハーゲン出身のバンド、COMMUNIONSのデビュー・アルバム。 2015年にはセルフ・タイトルの日本編集EPもリリースされ、日本でも注目のバンドですが、THE STONE ROSESとTHE SMITHS直系のギター・ポップで来年、リリースされるデビュー・アルバムの中では個人的に最も期待したい一枚。 ICEAGE以来、コペンハーゲン・ロック・シーンのバンドでは最も注目すべきバンドで『HOSTESS CLUB WEEKENDER』のパフォーマンスも非常に楽しみになると思います。
『Different Creatures』
CIRCA WAVES
(輸入盤 2017年3月10日発売予定/日本盤発売日未定)
2014年・2015年と2年連続でサマソニ出演を果たした、2015年にリリースしたデビュー・アルバム『Young Chasers』以来となる2ndアルバム。 本作では敏腕プロデューサーとして名高いアラン・モウルダーを迎え、よりラウドで活力に満ちた作風になるとのことで非常に楽しみな作品になりそうです。 元々、キャッチーなロック・チューンとライヴでの実力で頭角を表したバンドだけに、2作目にあたる本作はデビュー・アルバム以上の作品になりそうな予感もします。 しかし、このTHE RESIDENTSみたいな目玉ジャケだけは勘弁して欲しかったなぁ~ (苦笑)。
『Volcano』
TEMPLES
(輸入盤 2017年3月3日発売予定/日本盤発売日未定)
今年8月の『HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER』にも出演を果たした、TEMPLESが2014年にリリースしたデビュー・アルバム『Sun Structures』以来となる2ndアルバム。 バンド自身によるセルフ・プロデュース作品になりますが、ミックスを手掛けるのはデヴィッド・レンチ(Caribou、Owen Pallet、FKA twigs)が担当し、更なる飛躍が期待出来そうな作品になりそうです。 今年はUKサイケデリック・バンドとしては、TOYが素晴らしい作品を仕上げて、私もこのブログの"Best Album of the Year 2016"の3位に選出したほどでしたが、TEMPLESにもおおいに期待しています。 私は個人的に『HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER』の彼等のライヴを途中まで観たものの、体調不良で彼等のライヴを最後まで観られなかった後ろめたさはありますが (苦笑)、来年のアルバムだけはしっかりと聴かせていただきたいと思っています。