吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

期待の新作(David Bowie、KULA SHAKER他)





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『★』(国内盤・輸入盤共に、2016年1月8日発売)





 自身の69回目の誕生日にリリースされる、2013年発表の前作『The Next Day』以来、3年ぶりの新作。
 前作は10年ぶりの新作ということで、劇的な復活作として大きな話題を呼びましたが、新作『★』も、前作同様、プロデューサーはトニー・ヴィスコンティ
 トニー・ヴィスコンティは、ボウイのグラム・ロック時代の数々の名作を手掛けた名プロデューサーで、前作でも大きな貢献をしただけに、新作も期待出来そうな予感がします。















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『K 2.0』(輸入盤 2016年2月12日発売予定/国内盤 2月24日発売予定)



 2010年に発表した『Pilgrims Progress』以来、6年ぶりの新作になりますが、アルバム・タイトルは、KULA SHAKERのデビュー・アルバム『K』が来年でリリースしてから20年、再結成から10年経った記念の意味から付けられたものだそうです。
 クリスピアン・ミルズいわく、10年前に再結成した時にはレコード契約すらなく厳しい状況だったそうですが、今回の新作こそ正当に評価されるという手応えも得ているようで、原点に立ち返った自信作になりそうです。


















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『Distance Inbetween』(輸入盤 2016年3月4日発売/国内盤発売日未定)






 1996年に結成されたリヴァプール出身のバンド、THE CORALの6年ぶりの新作。
 国籍も時代も超えた唯一無二の個性的なサウンドで、2002年のデビュー・アルバムが高い評価を受け、以降、その時代に媚びることなく、熱心なファンに熱い支持を受けてきたバンドですが、2012年から2年間、バンドも活動を停止していたのもあって、今回の新作は古くからのファンにとっては待望の新作に違いありません。
 THE CORALは、活動停止期間中に脱退した元ギタリストのビル・ライダー・ジョーンズがソロ活動で頑張ってきただけに、本家のTHE CORALの新作もビルのソロ作に負けない素晴らしい作品を我々に届けてくれるのは間違いないと思います。
















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『Human Ceremony』(国内盤 2016年2月5日発売予定/輸入盤 2016年2月17日発売予定)
SUNFLOWER BEAN




 ニューヨーク・ブルックリン出身の3ピース・バンド、SUNFLOWER BEANのデビュー・アルバム。
 このバンドの女性ヴォーカリスト、ジュリア・カミングは、あのエディ・スリマンが寵愛するイヴ・サンローランのモデルでもありますが、そう言った華々しい話題とは裏腹に、THE VACCINESとのUKツアーで好評を博すなど、バンドの実力はかなり高い評価を受けています。
 来年、最も期待したい新人バンドの一つで、今年話題を呼んだUKの、WOLF ALICEを余裕で超えるバンドではないかと個人的には思っています。