吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

『FUJI ROCK FESTIVAL 2017』出演決定!




f:id:killer_yoshikage:20170403194006j:image

『Hallelujah』

THE NOVEMBERS

 

 

 

 

 

 

 

 今年の『FUJI ROCK FESTIVAL '17』への出演が決定した、東京出身のオルタナバンド、THE NOVEMBERSが昨年9月にリリースされたアルバムで「MAGNIPH/Hostess」からリリースされた日本人バンド初のアルバムにもなります。 そして、バンドが2005年に結成されてから、この作品がリリースされた昨年(2016年)はバンド結成11周年。 「11月」(November)をバンド名に冠するTHE NOVEMBERSにとって、"11周年"を記念する本作はバンドの歴史を総括すると共に、新たな地点への旅立ちを意味する重要作にもなっています。

 

「僕は30年かけて、バンドは11年かけて、この『Hallelujah』を作ったような気持ちでいます。」

小林裕介(THE NOVEMBERS)

 

  THE NOVEMBERS小林裕介(Vo/G)と高松浩史(B)が出会って前身バンドで活動後、2005年にTHE NOVEMBERSとしての活動を開始。 後にケンゴマツモト(G)と吉木諒祐(Dr)が加入し、この四人のメンバーで現在、活動を続けています。 2007年にデビューEP『THE NOVEMBERS』をリリース後、2008年にデビュー・フル・アルバム『picnic』をリリース。 2014年には『FUJI ROCK FESTIVAL '14』の「RED MARQUEE」にも出演。 バンドの作詞作曲のほとんど全ても担当するフロントマンの小林は、浅井健一とのROMEO'S bloodでの活動の他、Charayukihiro(L'Arc~en~Ciel)のサポート・ギタリストも務めており、腕利きのギタリストでもありますが、4人のメンバー全員が卓越した演奏技術を持った、日本の音楽シーン屈指のオルタナバンドでもあります。

 

 いよいよ、このバンド11周年を記念する6作目にあたる本作の内容に触れますが、一曲目のアルバム・タイトル曲の「Hallelujah」には、竹山隆大(Klan Aileen)、山口大吾(People In The Sky)、小松正宏(bloodthirty butchers/CRYPT CITY)、栄太郎という4人のドラマーがゲスト参加。 この日本のオルタナ界屈指のバンドのドラマーが集まって、どんなサウンドが繰り出されると思いきや、鳴らされているサウンドは賛美を意味する「Hallelujah」のタイトル通りの祝祭感を感じさせるギター・ポップ…。 この4人のドラマーのクレジットを見ただけで、さぞやノイジーなオルタナ・ナンバーが聴けるという期待とは裏腹の曲ですが、祝祭感溢れるギター・ポップ・ナンバーに続くのが、MUDHONEYやUSグランジ勢を思わせるオルタナ・ナンバーの「黒い虹」。 そして、その次に高松のアグレッシヴなディストーション・サウンドのベースから始まる「1000年」と続き、ライヴでも最高に盛り上がるオルタナ・ナンバーが続きます。 この曲の小林のヴォーカルは(良く有りがちな表現ですが)さながらカート・コバーンを思わせるものがありますが、小林が単純にNIRVANAのフォロワーではない優れた表現力の高いヴォーカリストであることを証明するのは実は次の曲の「美しい火」以降…。 「美しい火」は、NATSUMENのトランペット&フルート奏者の柿沢健二も参加していますが、もの悲しくも美しいニューウェーヴ・ナンバーに仕上がっていて、このアルバム中でも屈指の佳曲。 そして、その次の「愛はなけなし」も切ないギター・ポップ・ナンバーですが、小林のソング・ライティング能力の高さ、ヴォーカリストとしての表現力の高さを感じさせる曲です。 ラストの「いこうよ」にも柿沢がトランペットで参加していますが、その柿沢のファンファーレのようなトランペットが轟音の中に溶け込んで、エンドロールしていく、ラストを飾るに相応しい楽曲に仕上がっています。 このブログの下に貼ってある、「黒い虹」や「1000年」だけ聴くと、まるで90年代のUSグランジバンドの模倣バンドに捉えられかねませんが(…とは言っても、この2曲も秀逸なオルタナ・ナンバーですが…)、グランジからシュゲイザーやギター・ポップ、そしてJポップまで、あらゆる音楽性を飲み込み、小林の優れた表現力を生かしたメロディックな楽曲中心のバンドであることが、このアルバムをお聴きになった方は理解出来るはずです。 この11周年を飾るアルバムは言って見れば、バンドの様々な音楽性を体現した総括的な作品であると同時に"祝祭感"を感じさせる楽曲志向の作品と捉えても良いと思います。

 すぐ下にリンクも貼りましたが(↓)、私は1月に彼等が出演するイベント『BODY ー20170113ー』で、THE NOVEMBERSのライヴを観ましたが、生のライヴこそ彼等の実力の凄さを感じる最高の場です。 私のライヴの感想は下のリンクをご覧いただきたいと思いますが、今年のフジ・ロックに参加する方で、このバンドが気になる方は是非とも生でライヴを体験してみてください。

 

 

 

 (※)このすぐ下のリンク(↓)は私も参加した、THE NOVEMBERSが出演した『BODY ー20170113ー』のブログです(他にはLillies and RemainsとPLASTICZOOMSが出演)

 

killer-yoshikage.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


f:id:killer_yoshikage:20170403193946j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

www.fujirockfestival.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


f:id:killer_yoshikage:20170403193916j:image