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吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

LUST FOR YOUTH Live in Japan (4/26)




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 4月25日のTAME IMPALAの来日公演に引き続いての4月26日のLUST FOR YOUTHの来日公演。私が2日連続でライヴ参戦するのはフェスでも滅多にないのですが、とても有意義な2日間を過ごせたと思います。
 LUST FOR YOUTHの音楽はもちろん好きなのですが、前日にTAME IMPALAの来日公演があるにも関わらず、このバンドの来日公演に行くことにした主な理由は二つあります。
 LUST FOR YOUTHの来日公演決定時に、当時、同じく来日公演が決定していたNEW ORDERの5月25日の公演に私自身の所用で行けないので、もし追加公演が出なければ、代わりにLUST FOR YOUTHの来日公演を楽しもうと思ったこと(もっとも、NEW ORDERの来日公演はその後、追加公演が5月27日に発表されて、私もNEW ORDERの追加公演のチケットを無事GET出来ましたが…)
 そして、もう一つの理由はLUST FOR YOUTHの来日公演決定時の際、私自身、人間関係等の私生活での悩みを抱えていて疲弊していた状態だったので、休暇を取って、気分転換したかったことです。
 前日のZEPP TOKYOでのTAME IMPALAのスケールの大きいライヴを楽しんだ私も、この日の26日は多少、疲れが残っていましたが、幸い、LUST FOR YOUTHの来日公演は、私の家から地下鉄一本で行ける近距離の原宿アストロ・ホールの開催のうえに、開場時間が20時、開演時間が21時30分という夜中のライヴなので、26日の昼間にゆっくり体を休めることが出来たのも良かったと思います。
 私も19時30分くらいにアストロ・ホールに到着すると、まだ開場準備もされていなくてノンビリ待っていたのですが、なぜか待ち時間に同じくLUST FOR YOUTHのライヴを観に来た女性と話が弾み、昨年、同じアストロ・ホールで来日公演を行ったICEAGEについて話したりもしました。
 このブログを購読されている方は、私が大のICEAGEの大ファンであることはご存知だと思いますが(笑)こういう場で私が愛して止まないバンドの話が出来て、おかげさまで気分良く、LUST FOR YOUTHの来日公演も楽しむことが出来たということも付け加えておきましょう。
 
 いよいよ、20時になると開場してドリンクを購入してから、やや左側の最前列に図々しく陣取りました。昨年4月に行われた前回の来日公演の時にはソールドアウトだったらしいですが、今回はICEAGEの時のように大入り袋も出なかったのでソールドアウトにはならなかったと思います。
 しかし、新代田FEVER同様に原宿アストロ・ホールのライヴは、常に若い音楽ファンが新しいバンドを求めて楽しむ場所でもあるので、若い音楽ファンがアストロ・ホールを埋めていた気がします。
 定刻時間の数分前になると、噴霧器のようなものから、白いスモークが流れ出し、シンプルなステージ・セットにも開演前の雰囲気が漂ってきます。
 そのステージ・セットは右側にキーボード、私のいる左側にギターが置かれているシンプルなものですが、キーボードには"LFY"と書かれたバンドのロゴ・マークが描かれた垂れ幕がかかっています。

 そして、ほぼ定刻通りの時間(21時30分頃)にLUST FOR YOUTHになると静かにメンバー3人が登場。LUST FOR YOUTHはレコーディングではギターレスで特に担当楽器が決まっているわけではないのですが、ライヴでのキーボード・プレイヤーはローク・ラーベグ、ギターはマルテ・フィッシャーが務めています。
 そして、ヴォーカリストはバンドの中心人物のハネス・ノーヴィド。ノーヴィドは帽子にサングラスでちょっとワルっぽくキメていて、ネットで見た写真とはイメージが違っていて驚きましたが、どこかリアム・ギャラガーに似ている雰囲気もあって、存在感充分なフロントマンだと思います。
 キーボードを担当するラーベグは黙々とキーボードを操りながらコーラスもこなして、前日のTAME IMPALAのキーボード・プレイヤーのジェイ・ワトソンのような存在と言えると思います。
 ギターのフィッシャーはラーベグ以上に寡黙にギターを弾いていますが、本来、ギターレスなLUST FOR YOUTHを静かに支えるバイ・プレイヤーです。
 今回の来日公演は新作『Compassion』が今月半ばに発売されてからの来日公演なので、昨年の来日公演に行かれた方もおおいに楽しめたことと思います。
 主に今回の来日公演は前作の『International』と新作『Compassion』からの選曲が中心だった気もしますが、たいていの日本のLUST FOR YOUTHのファンはその2枚を愛聴しているファンなので、この2枚のポップ・ワールドを存分に浸っていたと思います。
 ハーヴィドが横にゆらゆらと揺れながら、LFYの心地好いポップなビートを朗々と歌いあげる姿は、正にリアム・ギャラガーに近いものを感じさせてくれ(時々、手を後ろで組んだりする姿もリアムを連想させてくれますがww)、このライヴを観た方はハーヴィッドの存在感にも惹かれたことと思います。
 このバンドのサウンドの比較対象として、NEW ORDERPET SHOP BOYSDEPECHE MODEが引用されますが、とにかく、ライヴではクラブ・ミュージックさながらに、享楽に酔いしれて、踊ったりジャンプしたりと若い音楽ファンが楽しめるのが、このバンドの大きな魅力なのだと思います。
 かく言う私も実は、日常の嫌なことを忘れ、LFYの享楽のサウンドに浸りたかった一人です。
 もちろん、METZのようなパンク・サウンドも好きですし、ICEAGEのような美意識過剰な異形のポスト・パンクも大好きです。
 でも、疲れた時に甘いものがなぜか食べたくなるように、こうしたビートのあるポップに身を委ねたいと思う時も多々あるのです。
 WIREの名言に「ロックじゃなければなんでも良い」というのがありますが、この日のLFYのライヴの時だけは、そのWIREの名言のような心境でした。
 しかし、その享楽の時間もわずか1時間で終了し、アンコールは無し…。しかし、私の疲れた心に心地好い風をLFYは運んでくれた気がします。
 TAME IMPALAのライヴの次の日のライヴにも関わらず、素敵な時間を過ごすことが出来ただけでも、LFYの来日公演へ行った価値は充分にあったと思います。
 それから、開場前に見ず知らずの私と音楽の話で盛り上がった女性の方にも感謝しないといけませんね~(笑)
 もちろん、来日公演そのものも楽しいんですけど、こういう交流もあるからライヴに行くの辞められないんですww
















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