吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

期待の新作(GIRL BAND、NOTHING BUT THIEVES他)





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『Hold Hand With Jamie』(国内盤 9/30発売/輸入盤 9/25発売)
GIRL BAND



 THE SMITH、THE STROKESTHE LIBERTINES等を送り出してきた名門レーベル、"Rough Trade"が自信を持って送り出すアイルランド・ダブリン出身のバンド、GIRL BANDのデビュー・アルバム。
 ネット上でこのバンドの音源や映像を公開すると世界中で話題になり、ここ日本でも耳の肥えた音楽ファンの注目を集めたバンド。
 今年5月には日本でも100枚限定でEP『The Early Year EP』が発売されると東京では僅か1時間、大阪でも数日でソールドアウトとデビュー・アルバム発売前から、音楽ファンの間で大きな話題を呼んでいるバンドで、当然、このアルバムも大きな注目を集めるのは必至です。




































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『Nothing But Thieves』(輸入盤 10/16発売/国内盤未定)
NOTHING BUT THIEVES




 今年の『SUMMER SONIC 2015』にも出演した英エセックス出身のバンドのデビュー・アルバムで、私もつい先日、このバンドのEP『Ban All the Music』について、このブログに書いたばかりです。
 このバンドの持ち味はMUSERADIOHEADにも通じる情感的な滋味なロック・サウンドにあると思いますが、EPのタイトル曲のようなアグレッシブなロック・ナンバーでも真価を発揮出来るバンドです。
 ライブでもバンドのかなりハイレベルな技量が評価されているので、来日公演はもちろん、このデビュー・アルバムもかなり期待出来るはずです。
































 
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『V』(10/2発売/国内盤未定)
WAVVES




 米カリフォルニア州・サンディエゴ出身のオルタナ・バンドの通算5枚目の新作になりますが、このバンドを知らない方には、今年のサマソニに出演したBEST COASTのベサニー・コセンティーノの旦那さん、ネイサン・ウィリアムズがフロントマンを務めているバンドと説明すれば宜しいでしょうかね?
 WAVVESは2000年代後半のデビュー作、2ndアルバムでは、欲求不満をそのままぶつけたような喧しい轟音サーフ・ロックがその持ち味でしたが、2010年代は今ひとつ、そのバンドの真価を発揮出来ていませんでした。
 この新作で巻き返しをはかって、素晴らしいアルバムを我々に届けて欲しいものです。
































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『A Raw Youth』(9/18発売/国内盤未定)
LE BUTCHERETTES




 今年2月のFAITH NO MORE/ANTEMASQUE来日公演のオープニング・アクトを務めた、メキシコ出身のガレージ・パンク・バンドの3rdアルバム。
 ANTEMASQUEのオマー・ロドリゲス・ロペスに見出だされたバンドで、この来日公演を観た私のオススメ・バンドでもあります(笑)
 女性ヴォーカリスト、テリ・ベンダー・ジェンダーのヴォーカリストとしての魅力、実力は生ライブで観ないと伝わりずらい部分かもしれませんが興味あるオルタナ・ファンの方はチェックしてみてください。