『SUMMER SONIC 2015 (8/15)』②
④『THIS IS POP』オフ会(14:30)
今回のメンバーはフジ・ロックのオフ会でもお世話になったTatumiさん、先程のSLAVESのライブ前にもお会いした和氣さんに加え、Uenoさんと岡村さんの計5名。
集合場所をフードコートの奥のBARに事前に決めておいたのですが、思ったよりも分かりずらい場所なために、オフ会のメンバーの方も集合場所に迷ったようで主催者を任された私の不手際でご迷惑をおかけしてしまったのですが、無事なんとか全員集まることが出来ました。
フジ・ロックの時同様に記念撮影も上の写真のように無事行うことが出来ました。
しかし、僕は次のレインボー・ステージのDARLIAまで若干の時間があるのですが、ソニック・ステージのPALMA VIOLETSの時間が差し迫っていることもあって少し短い間の集合になってしまったので、来年はもう少しみんな楽曲長い時間を過ごせる工夫が必要かもしれません。
私以外のオフ会メンバーはPALMA VIOLETSを観に行きましたが、DARLIAを観たいのはオフ会メンバーでは私一人 (涙)
そんな訳で私は一人で寂しくDARLIAを観ることにしました。
そして、DARLIAの始まるレインボー・ステージに到着したのは良いのですが、ソニック・ステージのバンドに比べると、どうもDARLIAの知名度・人気はそれほどでもないようで、ライブが始まる前にしちゃ、かなり人の集まりも悪く、ステージを間違えたのかと勘違いした程です。
⑤DARLIA[15:20]
(RAINBOW STAGE)
DARLIAは今年EP『Petals』をリリースしたばかりのグランジ・バンドですが、ソニック・ステージのWOLF ALICE、SLAVES、PALMA VIOLETSに比べると知名度は今ひとつのバンドかもしれません。
やはり、ライブの方も得意のグランジ・サウンド、そして、ウェットな陰影のあるメロディーが印象に残るバンドで、人気の高いソニック・ステージやマウンテン・ステージのバンドにはないクラシカルなグランジ・サウンドを肝にしたバンドではあっても、90年代のUSグランジ・バンドとは似て非なるものという印象があります。
途中まではそのバンドの魅力を活かしたパフォーマンスが展開されていくのですが、あるトラブルがバンドが置かれた難点を露呈することになってしまいました。
ネイサンのギターのチューニングが狂ってしまったのですが、ロクにローディーも置いていないために、日本人のスタッフが対処していたので、時間を喰ってしまって、ライブの流れが台なしになってしまいました。
英国での楽器の値段は日本や米国よりも高価なので、それほど売れていないバンドでは簡単には何本もギターを用意出来ないのが実情だとは思うのですが、彼等もこれからの音楽活動で頑張って稼いで、こうした難点をクリアする必要性を感じます。
こうした難点を挙げてしまって、このバンドが好きな方は少し気分を害したかもしれませんが、昨今のオルタナ・バンドにはない魅力を持ったバンドだからこそ、私はこのバンドに頑張ってもらいたいからこその苦言です。
こうした難点もありながらも、しっかりとバンドの将来性を感じさせるライブは展開出来たと思いますし、次回、彼等のライブを観た時には更なる成長を遂げているはずです。
そして、DARLIAを観た後にソニック・ステージのBEST COASTを観る予定だったのですが、結局、遅い昼食をおにぎりとレモン・スカッシュ、そして、ツマミの鶏の唐揚げで済ませ、しっかりとヤニも注入して小休止して、BEST COASTが演奏中のソニック・ステージに向かいました。
彼女達の演奏中にしっかりと潜り込みに成功して最前列をキープしたのですが、これはもちろん、次のTHE JON SPENCER BLUES EXPLOSION、そして、トリのMANIC STREET PREACHERSのためなのは言うまでもありません。
途中から観たBEST COASTもなかなか安定したライブ・バンドとして楽しむことが出来たと思いますが、途中から最前列をキープするために観たバンドなので、敢えて、このバンドのライブについて詳しくは書きませんが、なかなか素晴らしいライブ・バンドではあると思います。