吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

今年のサマソニにも出演しますよ♪



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『Young Chasers』
CIRCA WAVE




 今年の『SUMMER SONIC 2015』にも出演が決定している英リヴァプールのオルタナ・バンド、CIRCA WAVESが今年4月にリリースしたデビュー・アルバム。
 昨年にはデビュー・アルバムに先駆け、EP『CIRCA WAVES EP』をリリースし、サマソニにも出演していますので、サマソニ出演は2年連続で、今年はデビュー・アルバムを引っ提げての堂々の出演です。
 NMEからは「今、惑星で最もホットなバンド」として最大級の評価を得て、今年の『Glastonbury 2015』でも、同じくNMEで彼等のライヴに最大級の賛辞を贈っていたりと、昨今の英国のオルタナ・バンドでは最も高い評価を得ているバンドと言えるかもしれません。
 しかし、彼等はかつてのARCTIC MONKEYSTHE LIBERTINESほどのインパクトを与えているわけではありません。
 ただ、何処にでもいるような平凡な若者が、普通に多くのライブを重ね、良い曲を書き、それが多くの人々の心をなぜか捕らえて離さなかった。ただ、それだけの事に過ぎないのかもしれません。
 しかし、それはTHE VACCINESにも当てはまりますし、CATFISH AND THE BOTTLEMENだって、そうです。
 アルバムを聴けば、フロント・マンのキエラン・シュッダルは素晴らしいソング・ライターであることは明確ですが、彼はCATFISH AND THE BOTTLEMENのヴァン・マッキャンのようなカリスマ性や("試験管ベイビー"として生まれた)ドラマ性はありません。
 カリスマ性やドラマ性、あるいはノスタルジックさがない彼等の屈託のない、そよ風のような爽快さとポップ性。どこにでもいる隣の兄さんのような親しみやすさ。それでも、惹かれて止まない、現在の英国のバンドにいそうでいないタイプのバンド。それがCIRCA WAVESというバンドかもしれません。
 このバンドは、THE LIBERTINESの影響を受けていて、実際に再結成THE LIBERTINESのツアーにも同行しているのですが、憧れのバンドとのツアーは彼等にきっと"何か"をもたらしたに違いありません。
 時代の英国期待のバンドにも関わらず、屈託もなく、ひたすらキャッチーで惹きつけて止まない楽曲を楽しそうに演奏しているに過ぎないのですが、その彼等の飾り気のなさも不思議に彼等の魅力になっているところも面白いところです。
 このデビュー・アルバムは、キエランの書いたキャッチーですが素晴らしい楽曲をシンプルに演奏したアルバムに過ぎないものかもしれません。
 しかし、そのシンプル過ぎる、このアルバムには、このバンドの果てしない可能性を秘めた輝かしい"未来"が詰まったアルバムにも思えます。
 キエランのソング・ライターとしての群を抜いた才能を感じさせる数々の楽曲は、これからキャリアを重ねてリリースされるアルバムで、凄いアルバムを作れる予感を感じさせてくれます。
 僕はこのアルバムでCIRCA WAVESというバンドの評価を下すのは早計な気がするのですが、ただ、ライヴ・バンドとしての評価が高い彼等のライヴは今年のサマソニでしっかりとする目撃したいと思います。








































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