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吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

いよいよ来月、苗場に来ます!



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『Drones』


 いよいよ、来月の『FUJI ROCK FESTIVAL 2015』に出演する、MUSEが今月リリースしたばかりの新作。
 今回の新作は、AC/DCDEF LEPPARD等のプロデューサーとして名高い、ジョン・マット・ラングが共同プロデューサーとして名を連ねています。
 アルバム発売前に、3曲ほどYouTube等で音源やMVを観られた方は多いかと思いますが、ハード・ロック・バンドのプロデューサーとして知られているラングの影響を感じられたと思います。
 特に「Psycho」は、ほとんどストレートなハード・ロックで、旧来のファンの方が一番、変化を感じたと思います。
 本作も先行で聴けた3曲同様、アルバム全体もハード・ロック色の濃い作品に仕上がっています。
 しかし、だからと言って、良い意味でも悪いでもMUSE最大の持ち味でもある、情感過多で大仰、そしてロマン過剰な部分が全くないわけではありません。
 ただ、前述の過剰な部分をかなり意識して、抑えめにはしています。
 2009年の『The Resistance』、2012年の『The 2nd Law』では、これでもか!ってぐらいの"過剰さ"が詰め込まれていて、MUSEの過剰さが苦手な方が敬遠したくなるような徹底した過剰意識がありましたが、ラング起用もあってか、その過剰さを弱冠、削り取ってはいます。
 このアルバムの基本的なサウンドがストレートなハード・ロックがベースになっているせいか、MUSEのあの"過剰さ"があっても、あの"過剰さ"が苦手な方でも、それほど違和感なく聴けるはずです。
 自分も実は、MUSEのあの"過剰さ"が大の苦手で、自分がMUSEのアルバムを金出して買ったのは、ポップ性を備えた、2006年の『Black Holes and Revelations』以来で、本作で久々にMUSEのアルバムを買った次第です。(ただ、他のアルバムは人に借りたりして聴いてはいました。)
 もちろん、この"過剰さ"が大好きなファンの方もいらっしゃると思いますし、もっと過剰であって欲しいという方も中にはいらっしゃると思いますが、そういう美学を完全に捨て去ってはいません。
 どのアルバムも、この"過剰さ"が基本路線ではあるのですが、アルバム毎にサウンドが毎回変化しているのも、MUSEです。
 今回のストレートなハード・ロック路線が必ずしも、次作の路線になるとは限らず、また次作以降、変化し続けるはずです。
 今回のアルバム・タイトルは、つい最近、首相官邸で墜落事故のあった、あのドローンを連想させますが 、このアルバムは「人間が希望を喪失し、放棄し、人間ドローンとなることを教化され、やがては抑圧者から自分自身を解放していく」物語なんだそうです。
 この本作のツアーでは客席にドローンを飛ばす計画があるそうですが、前述の墜落事故のあった我が国のフジ・ロックでドローンが飛ぶのかどうかは分かりません (苦笑)

































 







 
 
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