読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

左利きのローファイ・ガレージ女子


f:id:killer_yoshikage:20150318153817j:image
『Sometimes I Sit and Think, and Sometimes I Just Sit』
Courtney Barnett

 オーストラリア・タスマニア出身で、現在はアート・スクール卒業後にメルボルンに移住し、音楽活動を続ける、ローファイ・オルタナ女性アーティスト、コートニー・バーネットが今月リリースしたばかりのデビュー・アルバムです。
 自身のレーベル"Milk! Records"からリリースしたEP『I've got a friend called Emily Ferris』(2012年)、『How To Carve A Carrot Into A Rose』(2013年)をリリースして、メルボルンを飛び越えて世界中で称賛され、シングル「Avant Gardener」の、YouTubeのMV再生回数は100万を超え、ピッチフォークの「ベスト・ニュー・トラック」に選ばれる等、デビュー・アルバム・リリース前から、世界中の音楽メディアで話題を呼んでいた女性アーティストです。
 ローファイからサイケデリック、ガレージ、アンタイ・フォークまで飲み込んだサウンドに、彼女の気弛い飾りっ気のないルーズなヴォーカルが絡む、DIY精神溢れる世界観は目新しさはありませんが、オルタナ好きのツボを否応なく刺激します。 
 単純にサウンドやヴォーカルだけでなく、彼女のリリシストとしての歌詞の素晴らしさも、世界中のメディアの称賛を受けた理由の一つで、彼女の才能の高さを伺わせるものです。
 ちなみに、このデビュー作の日本盤には、彼女が絶賛されるきっかけになった前述の「Avant Gardener」が収録されているので、このアルバムを購入される予定の方は、日本盤での購入をオススメします。
 おそらく、今年リリースされる女性アーティストのアルバムで最も期待の高い作品だと思いますが、このアルバムは、その期待を全く裏切っていないことは保障します。



「Pedestrian at Best」
Courtney Barnett



「Avant Gardener」
Courtney Barnett


「Depreston」
Courtney Barnett