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吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

俺様一人でギャング四人


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『What Happens Next』

 先月リリースされたばかりの、GANG OF FOURの待望の新作。 ジョン・キングが脱退したそうですが、ほとんどアンディ・ギル主導のアルバムの本作には、キング脱退の影響は皆無といって良いと思います。
 少なくとも、このアルバムに関して言えば、過去のGANG OF FOURの作品との比較どころか、ポスト・ロックとして語ることも意味がない気がします。
 今回、ジョン・キングの代わりにリード・ヴォーカルをとっているのは、数年前からヴォーカリストとしてライブに参加していた、ジョン・ガオラー。
 アリソン・モシャート(THE KILLS)、ロビー・ファーズ(THE BIG PINK)、そして、布袋寅泰等、多彩なゲストを招いて、型に囚われずストレートでソリッドなサウンドのアルバムに仕上がっています。
 このアルバムに間違っても過去のGANG OF FOURを期待してはいけません。
 しかし過去との比較さえしなければ、充分、素晴らしいアルバムで、アンディ・ギルのギターに剃刀のようなキレさえあれば、GANG OF FOURとして成立するのを立証したアルバムかもしれません。
 個人的には、ここまでアンディ主導ならソロや別バンド名義の方が良かった気もしますが、ギルのギターがあれば、GANG OF FOURとして違和感もないのかな?とも思いました。
 特にGANG OF FOURに思い入れがないロック・ファンの方でも(むしろ思い入れがない方が)受け入れやすいアルバムだと思います。
 バンドの偉大な歴史、ポスト・ロック云々抜きにして、格好良いサウンドに酔いながら聴きたいアルバムです。


「England's In My Bones (feat. Alison Mosshart)」