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吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

なんと35年ぶりの新作!!


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Citizen Zombi』

 2010年に再結成、そして今月の1日にも来日公演を行ったばかりの、THE POP GROUPの35年ぶりの最新作。
 編集盤を除いたスタジオ・アルバムでは、80年の2ndアルバム『For How Much Longer Do We Tolerate The Mass Murder?』以来のアルバムで再結成したとは言え、オールド・ファンの方もまさか、2015年に彼等の作品を聴けるとは夢にも思ってなかったんじゃないでしょうか?
 この最新作は、過激な印象的の強い1stや2ndと比べて明らかにポップにはなりました。(正にポップなグループになったって事ですかね?w)
 しかし、ダブもファンク・ビートも健在で、むしろサウンドとしての強度は最新作の方が高いかもしれません。
 THE POP GROUPとしてじゃなきゃ、マーク・スチュワートがやれないサウンドが必然として鳴っているアルバムで、過去の彼等の作品を愛してきた方はもちろん、初めて、彼等の作品を聴く方も絶対、このアルバムを気に入るはずです。
 彼等はポスト・ロック・シーンのバンドとしての歴史に欠かせないバンドでもあり、ブリストル・シーンの始祖でもありますが、もちろん、彼等の歴史をリスペクトすることは重要ですが、現在進行形のバンドとしても充分、通じる事を証明したアルバムです。
 鳴らしているサウンドは明らかに大きな変化はありますが、それでも全く違和感を感じさせないのは、彼等の現在の音楽にしろ、過去の歴史的な傑作にしろタイムレスな魅力があるからこそなのでしょう。



「Mad Truth」


Citizen Zombi」