吉良 吉陰の奇妙な音楽日記

It's Only Music, But I Love It.

『HOSTESS CLUB WEEKENDER』出演決定! ②




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『Do Hollywood』

THE LEMON TWIGS

 

 

 

 

 

 

  COMMUNIONS同様、コチラも今月25日(土)・26日(日)の『HOSTESS CLUB WEEKENDER』に出演が決定している(THE LEMON TWIGSは26日出演)、ニューヨーク・ロングアイランド出身の19歳のブライアンと17歳のマイケルのダダリオ兄弟によるデュオが、昨年10月にリリースした(日本盤は11月)デビュー・アルバム。 

 ミュージシャンのロニー・ダダリオを父親に持つ、ブライアン&マイケルのダダリオ兄弟の傍らに、幼少期の頃から音楽があったのは言うまでもなく、ブライアンは5歳でドラム、7歳でギターを弾き始め、10歳になる頃には弟マイケルを誘ってバンドを結成。 そのバンドはMEMBERS OF THE PRESSというバンド名で、最初のうちはTHE BEATLESTHE WHO等をカヴァーしていましたが、次第にオリジナル曲のレパートリーを増やし、ブライアンが高校を卒業する頃にはガールフレンドのミーガン・ジーンコウスキをサポート・ベーシストに迎え、THE LEMON TWIGSと名乗るようになりました。  2015年6月には『What We Know』と題されたカセット・アルバムを100本限定でリリースしましたが完売。 そして、2016年10月にイギリスの名門レーベル「4AD」からリリースしたのがこのデビュー・アルバム『Do Hollywood』です。 このアルバムのプロデュースを担当したのは、米カリフォルニア州・ウェストレイクビレッジ出身のインディー・デュオ、FOXEGENの片割れのジョナサン・ラドー。 ジョナサンは昨年、デビュー・アルバム『Light Upon the Lake』のプロデュースも担当していますが、元々、ダダリオ兄弟はFOXEGENのファンでアルバム収録曲のデモをジョナサンに送ったところ、ジョナサンはすっかり気に入り、THE LEMON TWIGSをFOXEGENのサポート・アクトとして起用したそうです。 元々、THE LEMON TWIGSの音楽性もFOXEGENと比較されることも多かったことから、これ以上ない人選でのアルバム制作になったに違いありません。

 アルバムに収められている楽曲は、THE BEATLES、エルトン・ジョン、THE ZOMBIES、ギルバート・オーサリバン、PROCOL HARUM、QUEEN、THE MOVE等の古典ポップを踏襲しながらも、様々な古典ポップの破片が一曲の中で目まぐるし転調して、時折、ボートヴィル風になったり、ドゥーワップだったり、ミュージカルだったりと、一曲一曲の中に様々な音楽情報が詰め込まれる、とても10代の若造が作ったとは思えない、古典ポップの闇鍋状態のようなアルバムと言えるかもしれません。 そんな闇鍋状態でも、THE BEATLESの中期から後期にかけてのサイケデリアとコーラスの美しさが楽曲の所々で聴けたり、混沌とした曲展開の中にしっかりと楽曲の中にポップ性と美意識を失わないように心掛けているところも好感が持てます。 マイク・パットンのやっていたバンド、Mr. BUNGLEのデビュー・アルバムにも共通している目まぐるしい曲展開ですが、さすがにMr. BUNGLEのような変態性を強調することなく(笑)しっかりとポップとして機能しているところにこのアルバムの魅力があります。 また、このアルバムは父親・ロニー・ダダリオに捧げているアルバムでもあるところから、父親が好んでいた古典ポップを詰め込んだ内容になったとも考えられなくもありません。 そして、驚くのはギター、ベース、ドラム、キーボードからヴァイオリン、チェロ、トランペットまで、ほとんど全ての楽器をダダリオ兄弟だけで演奏していることです。 二人がマルチプレイヤーなのはもちろん、幼少期から音楽に触れてきた兄弟の環境ゆえだと思いますが、二人のあらゆる楽器を演奏出来る才能とあらゆる類いのポップ・ソングを書ける才能を、兄弟揃って兼備しているところはやはり並の10代ではないですね…。

 私自身、このアルバムがリリースされた時期の昨年10月~12月の時期は、HURRICANE #1の新作リリース&来日公演、同じくMARCHING CHURCHの新作リリース&来日公演、そして大好きなTOYの新作リリースがあったので、このTHE LEMON TWIGSのデビュー・アルバムを聴く機会がなかったのですが、『HOSTESS CLUB WEEKENDER』出演が機会とは言え、このアルバムに出会えて良かったと思ってます。 そのTHE LEMON TWIGSが出演する26日の『HOSTESS CLUB WEEKENDER』には、同世代のデンマークのバンド、COMMUNIONSも出演するだけに両バンドのパフォーマンスも楽しみなところだと思います。 ちなみにこのデビュー・アルバムのジャケット・アートは日本盤のみの仕様で海外のアルバム・ジャケットとは違います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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『HOSTESS CLUB WEEKENDER』出演決定! ①




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『Blue』

COMMUNIONS

 

 

 

 

 

 

 

 2月25日(土)と26日(日)に開催される『HOSTESS CLUB WEEKENDER』に出演する(COMMUNIONSの出演は26日)、デンマークコペンハーゲン出身のバンド、COMMUNIONSが今月3日にリリースしたばかりのデビュー・アルバムです。 COMMUNIONSは17~21歳という若さでTHE STONE ROSESやTHE LA'S、THE SMITHSを思わせるジャングリーなUKギター・ポップを奏でるバンドとして世界中の音楽メディアから注目を集め、2015年6月には日本編集EP『Communions』がリリースされ、ここ日本でもインディー好きの注目を集め、このデビュー・アルバムの発売を待ちわびていた方も少なくないことでしょう。 私も以前、EP『Communions』に関してはブログに書かせていただきましたが、ICEAGEに続く、デンマークコペンハーゲン・シーンの将来を担う重要バンドとして期待を一身に集めるバンドでもあります。 このバンドも、ICEAGE、LOWER、LUST FOR YOUTH、Puce Mary等、コペンハーゲン・ロック・シーンを支えているレーベル「Posh Isolation」と契約しているのですが、元々、このレーベルはノイズ/インダストリアル系バンドと契約していることが多い、このレーベルで清涼感のあるギター・ポップ・バンドのCOMMUNIONSは極めて異色と言えるかもしれません。 もっとも、このデビュー・アルバムはSUNFLOWER BEANやTEMPLESも契約しているレーベル「Fat Possum Records」からリリースされているので、地元コペンハーゲン・シーンという枠を超えたワールド・ワイドな視野での飛躍も期待出来ると思います。 この注目のデビュー・アルバムですが、基本的にはEP『Communions』の路線を踏襲したエヴァーグリーンなギター・ポップ・アルバムに仕上がっています。 THE LA'Sのリー・メイヴァース、THE BLUETONESのマーク・モリス、あるいはTHE TROUBADOURSのマーク・フリスを思わせる、清涼感のあるヴォーカルを相変わらず聴かせてくれる、Martin Rehofのほろ苦くも爽やかな印象のヴォーカルを生かした、とてもデンマーク出身のバンドとは思えない、UKギター・ポップのフォーマットを踏襲したアルバムになっています。 更に曲の良さだけでなく、リズムもより多彩になり、バンドとしてのグルーヴ感も向上して、EPよりもバンドとしての成長も伺い知ることが出来ます。 このバンドが2000年代のUKのバンドなら、THE TROUBADOURSのようなブレイクが日本でもあるかもしれませんが、このエヴァーグリーンなサウンドは、THE  SMITHSやTHE STONE ROSESはもちろんTHE BLUETONESやTHE LA'S、THE TROUBADOURSをお好きな方には是非ともオススメしたいアルバムです。 メロディーが美しいだけでなく、繊細で切なさも感じさせる、Martin Rehofのヴォーカルもおおいに惹かれることでしょう。 私もICEAGEやMARCHING CHURCH、LUST FOR YOUTHの来日公演に観に行くほど、最近のコペンハーゲン・シーンのバンドに入れ込んでいるのは、このブログを購読されている方はご存知かと思いますが(笑)このバンドはむしろ、デンマークの音楽シーンと関係無しに多くの方に聴いていただきたいアルバムです。 もっとも、ICEAGEのフロントマン、エリアス・ベンダー・ロネンフェルトのプロジェクト、MARCHING CHURCHも独自のホワイト・ソウルを追求するバンドですし、LUST FOR YOUTHは、DEPECHE MODEPET SHOP BOYSを思わせるエレ・ポップ、そしてコペンハーゲンの新鋭バンドとして、R&Bフレイヴァーを感じさせるLISSも注目を浴びる等、最近のコペンハーゲンのバンドもより、多彩な音楽性を追求するバンドが増えている気がします。 そもそも、デンマークのロック・バンドはこの地域の出身だから、こういうサウンドを鳴らすとか、ムーヴメントに左右されない自由な発想で音楽を追求しているバンドが多いのですが、COMMUNIONSもまた、より自分達の理想のエヴァーグリーン・ミュージックを鳴らしているに過ぎないのだと思います。 今月26日の『HOSTESS CLUB WEEKENDER』では、THE LEMON TWIGS、LITTLE BARRIETHE KILLSとそれぞれタイプの違ったバンドとの出演だけに、より自分達の音楽をオーディエンスに届けることが出来ると思います。 "デンマーク代表"として私も新木場スタジオコーストでは一番、期待しています(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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グラスゴー出身ガールズ・デュオのビタースウィートなグランジ・ポップ




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『Babes Never Die』

HONEYBLOOD

 

 

 

 

 

 英スコットランドグラスゴー出身のグランジ・ガールズ・デュオ、HONEYBLOODが昨年11月にリリースした2ndアルバム。 HONEYBLOODはグラスゴーで、Patwindpartwolf and Boycotes、RESPECTIVELYと言ったバンドでギターをプレーしていた、Stina Tweeddaleが自分で曲を書いて歌う為にドラマーのShona McVicarを誘って2012年に結成したバンド。 自主レーベル「Cath Records」からデビュー・シングル「Thrift Shop」をリリースした後に、Sigur RosMUMANIMAL COLLECTIVE等のアルバムをリリースしているレーベル「FatCat Records」と契約し、2014年7月にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリース。 デビュー・アルバムはNMEが"2014年に聴くべき40枚"に選出したのを始め、DIYMOJO、Uncutと言った各音楽媒体が高評価しました。 しかし、デビュー・アルバム・リリースから2ヶ月後には早くもShona McVicarが脱退し、アルバムの高評価から一転して苦難に陥りましたが、新ドラマーにCat Myersを迎え入れ、再び活動を再開しました。 この後はFOO FIGHTERS、PALMA VIOLETS、SLEIGH BELLS、DEAP VALLY等のサポート・アクトをこなし、2015年にはレコード・ストア・デイにシングル「Black Cloud/No Big Deal」(このシングルの2曲は本作の日本盤のボーナス・トラックとして収録)をリリース後、昨年11月にCat Myers加入後初となる本作をリリースしました。 本作のプロデューサーにはGorillazやJames T等を手掛けたJames Dringを起用。 デビュー・アルバムではローファイながらも60'sフレイバー濃厚な甘酸っぱいノスタルジックなポップさを擁したサウンドから、BEST COASTやVIVIAN GIRLSと比較されもしましたが、デビュー・アルバムでのローファイ感、甘酸っぱいポップ感を踏襲しつつ、ドラマチックで哀愁のある楽曲もそこに加わり、ひたすら甘いだけのアルバムにはなっていないと思います。 Stinaの書く楽曲の質もデビュー・アルバム以上に向上し、更にCatのドラムがダイナミズムを生み出すことでアルバム全体のサウンドにもライヴ感を感じさせ、バンド存続の危機になりかねなかったドラマー交代が一転して、功を奏した形になりました。 アルバム1曲目の「Intro」からラストの「Outro」(日本盤には最後2曲が前述のボーナス・トラックですが)まで流れるような構成になっていますが、曲自体はデビュー・アルバム以上にバリエーションが広がり、決して単調なローファイ・アルバムにならなかったところは、プロデューサーのJames Dringの手腕かもしれません。 昨年、女性アーティストとしてはMitskiが大ブレイクし、その少し前にはCoutney Burnettが大ブレイクして、両者共に来日公演も行っていますが、私が昨年にこのブログで紹介したKINO KIMINO同様、このHONEYBLOODも私自身が期待をかけているオルタナ女子です(もっとも、HONEYBLOODはデュオですが…)。 元々、NMEで高く評価されていたデュオだけに英国内でブレイクすれば来日公演を行う日が来るのもそう遠くない気がします。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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更なる進化を遂げた3作目




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『I See You』

The xx

 

 

 

 

 

 英ロンドン出身のインディー・ポップ・バンド、The xxが今月13日にリリースしたばかりの3rdアルバム。 2015年にはメンバーのジェイミー・スミスこと、ジェイミーxxがソロ・アルバム『In Colour』をリリースしましたが、バンドとしては2012年にリリースし、UKを含む5ヶ国でアルバム・チャート1位に輝いた2ndアルバム『Coxist』以来、5年ぶりの作品になります。

 大方、世界中の音楽メディアの評価で予想出来ないことではなかったですが、本作の祝祭的な雰囲気に満ちたオープンで晴れやかな作風に、デビュー当初からThe xxを愛聴されていた方は戸惑いを覚えたかもしれません。 初期の彼等は、英国内では"Night Bus Music"とも表現された夜の静けさが似合うメランコリックな曲調と、音数を極端に絞って空間を最大限に生かした演奏、そしてロミー・マドリー・クロフトとオリヴァー・シムのボソボソと囁き合うようなヴォーカルと、暗いモノクロームな印象が付き纏っていましたが、本作はそのモノクロームな印象を覆すカラフルなイメージを持った作品と言えるかもしれません。 しかしジェイミーxxのソロ・アルバム『In Colour』の地続きとして、この作品を捉えるとこの変化はむしろ自然なものと言えると思います。 『In Colour』にはロミーとオリヴァーも参加していますが、ジェイミーがDJ/リミキサーとしての経験をダイレクトに生かした作品で、ダブステップ、UKガラージアンビエントからレゲエまで様々な音楽を飲み込んだ、先鋭的な作品で世界中の音楽メディアに高い評価を受けました。 また『In Colour』はトラックメイカーとしてのジェイミーの才能を遺憾なく発揮した作品でもありますが、本作では、そのジェイミーのソロ・アルバムでのトラックメイカーとしての才能をバンドの作品にフィードバックしたものとも言えるかもしれません。 元々、The xxはロミーとオリヴァーによって結成されたバンドで、後から加入したジェイミーは初期2作品では二人のヴォーカルを生かす黒子に徹していた感もあるように感じましたが、ジェイミーのソロ・アルバムで三人が共演し、更にそのソロ・アルバムが成功を収め、ジェイミーがプロデューサーとしても引く手数多になったことで、本作ではジェイミーのプロデューサー/トラックメイカーとしての手腕を存分に活かした音作りになったのだと思います。 祝祭感を感じるベースのビートが心地好いアルバム1曲目の「Dangerous」、まるでOF MONSTERS OF MENのような男女ヴォーカルの掛け合いが聴ける「Say Something Loving」と、初っ端から過去2作品との違いを感じさせますが、ロミーとオリヴァーもこのサウンドの変化に負けないくらい、生き生きと歌い上げて、ボソボソと囁き合うように歌っていた過去とは違った二人の"歌"そのものを前面に押し出した作品になったと思います。 どんより曇った空に注いだ暖かい日差しのようなアルバムでもありますが、ジェイミーがソロ・アルバムでやった自由度の高いサウンドを、The xxにフィードバックした作品でもあります。 私は昨年のThe xxの来日公演は、MARCHING CHURCHの来日公演と同日なので断念しましたが、新たなステージに立ったバンドのライヴを機会あったら体験したいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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『BODY -20170113-』(@代官山UNIT)

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CATFISH AND THE BOTTLEMEN Live in Japan (1/12)




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 私の今年の初ライヴでもあるCATFISH AND THE BOTTLEMENの来日公演ですが、バンドとしては2015年1月28日の代官山UNITでの公演になります。 2015年に一度、『FUJI ROCK FESTIVAL 2015』にも出演が決定していましたがキャンセルになってしまったので約2年ぶりの来日公演になりますが、2年前が代官山UNITの一夜限りだったのに対して、今回は大阪と名古屋も含めてのジャパン・ツアー。 ところが今回はメンバーが搭乗を予定していたフライト便がエアーライン側の都合でキャンセルになってしまい、ジャパン・ツアー初日の大阪公演がキャンセルになってしまうという、楽しみにしていた大阪のファンにとっては悲しいトラブルもありました…。 11日の名古屋公演と12日の東京公演は幸い行われ、私も無事、12日の来日公演を観ることが出来た次第です。 CATFISH AND THE BOTTLEMENの2015年の来日公演でもソールドアウトを記録して、元々、日本でも人気の高いバンドなのですが、昨年リリースしたアルバム『The Ride』も全英アルバム・チャート1位を記録して、前回の来日公演を観られなかったファンにとっては待望の来日公演と言えると思います。 また、この公演に来ているファンの多くはOASISなき後のUKロック・シーンを牽引する新世代のバンドとして彼等のライヴに大きな期待をしているのだと思います。

 私は先行予約での購入ではないので、A700番台というあまり良いとは言えない番号ですが、それでも、ベーシストのベンジャミン・ブレイクウェイの位置するステージ右サイドの(それなりに)前方をキープ出来ました。 ライヴの方は開演予定時間の19時30分を20分くらいオーバーしてから始まりましたが、オープニング・ナンバーはデビュー・アルバムの1曲目でもある「Homesick」からスタートし、続いて同じく『The Balcony』の2曲目になる「Kathleen」と続きました。 昨年リリースした2ndアルバム『The Ride』はデビュー・アルバムとは違った、どこか開けた明るい印象を感じさせましたが、やはり、どこかもの悲しい『The Balcony』の2曲はデビュー当時からCATFISHを好きな方にはたまらなく響くのではないでしょうか? 私もデビュー・アルバムのこの切ない哀愁感が大好きなので、この2曲でのスタートは嬉しいものがありました。 続いては『The Ride』からのキャッチーな「Soundcheck」に続き、『The Balcony』の「Pacifier」と、下記のセットリストを見ていただくとお分かりいただけると思いますが、『The Balcony』と『The Ride』の曲を半々づつバランスの良いセットリストになっています。 CATFISHの2枚のアルバムの楽曲は聴く人によっては曲も似たり寄ったりで平板に聴こえる方もいらっしゃるかもしれませんが、ライヴでは"静"と"動"のドラマチックな展開、どこか物悲しさを感じる陰影が、ライヴではより強く感じることが出来、フロントマンのヴァン・マッキャンが観客を煽りつつ、一緒に客に合唱を促しつつも、どこか陰のある彼自身のキャラクターは他のUKバンドのフロントマンにはいそうでいないタイプなのかもしれません。 またバンドとしても淡々と楽曲を定型的に演奏するだけでなく、曲によっては途中で展開を変え、曲の原型そのものを崩してオルタナティヴな磁場を作り上げ、ライヴで鍛え上げてきたバンドの真髄を見せつけられた気がします。  彼等の目指す先はスタジアム・バンドにのし上がることにあると思いますが、それはあくまでライヴ・ハウス・レベルで鍛え上げた屈強のライヴ・バンドとしての自信あってこそのもので、彼等がOASIS以来のスタジアム・バンドにのし上がる日もそう遠くはないでしょう。  ヴァン・マッキャンの存在感もさることながら、ベンジャミン・ブレイクウェイ(B)の重いビート、ジョニー・ボンド(G)のサイケデリック・ギターに根差した陰影のあるギター・プレー、そしてタイトかつ、バンドのグルーヴを支配するロバート・ボブ・ホールのプレーも称賛して然るべきでしょう。 最後は『The Balcony』のラスト・ナンバーでもある「Tyrants」で締めましたがアンコールは無し。 しかし、無駄にアンコールを入れずに一気に聴かせてくれたおかげで不満は全く残りませんでしたし、次回の来日公演では更にスケール感を増したライヴ・パフォーマンスが期待出来るのではないかと思います。

 最後はFacebookの友達のYoshidaさんと会い、音楽の話をしながら楽しく意気揚々と帰宅しましたが、実に有意義な時間を過ごすことが出来ました。 実は私は翌日には、THE NOVEMBERS、Lillies and Remains、PLASTICZOOMSが出演するイベント『BODY ―20170113―』にも行ったのですが、コレについては後ほど書かせていただきます、ではでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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CATFISH AND THE BOTTLEMEN Live in Japan Setlist

January 12th Thurthday

(@AKASAKA BLITZ TOKYO)

 

 

1. Homesick

2. Kathleen

3. Soundcheck

4. Pacifier

5. Anything

6. Business

7. Fallout

8. Postpone

9. Twice

10. Outside

11. 7

12. Cocoon

13. Tyrants

 

 

 

 

 

 

 

CATFISH AND THE BOTTLEMEN|LIVE INFORMATION|SMASH [スマッシュ] Official Site

 

 

 

 

 


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『BODY -20170113-』楽しんでまいります♪




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『Plasticzooms』

PLASTICZOOMS

 

 

 

 

 

 

 2015年6月から1年間、ベルリンを拠点に活動を続けていた日本のニューウェーヴ・バンド、PLASTICZOOMSが今月11日にリリースしたばかりのアルバムで、バンドにとって通算4枚目、VINYL Junkie Recordings移籍初のアルバムになります。 

 PLASTICZOOMSは、DIY精神を大切にし、楽曲、アートワーク、マーチャンダイス等、全てをフロントマンのSHO ASAKAWAが手掛けています。 デビュー前から国内外に多くのコアなファンを持ち、7インチ・シングル「Under///Black」が、UKの名門レーベル「Rough Trade Records」で扱われていたりもしました。 また、ファッション・アイコンとしての人気も集めており、ファッション・ブランド"THE REALITY SHOW"への登場を始め、2ndアルバム『STARBOW』では東京コレクション・ブランド"DISCOVERED"とコラボレーションしマントを制作した他、アクセサリー・ブランド"JAM HOMEMADE"とのコラボレーション・ネックレス制作、UKのストリート・ブランド"LONG CLOTHING"との交流等、ファッション界の様々なクリエイターから支持されています。 自身のファッション・ブランド"VENUS ECCENTRIC"も運営しているASAKAWAですが、元々はファッション雑誌『BOON』で見たSEX PISTOLSの写真に惹かれ、ヴィヴィアン・ウェストウッドとマルコム・マクラーレンが仕掛けた世界観に共鳴したことが、音楽とファッションをリンクしたPLASTICZOOMSのDIYな世界観に繋がったのだと言えると思います。

 PLASTICZOOMSは基本的にSHO ASAKAWA(Vo)、TOM TAKANASHI(G)、JUN YOKOE(B)の3ピース・バンドで、70'sパンク、ニューウェーヴ、ゴシックをルーツにしたバンドですが、シュゲイザーやインダストリアルのサウンドも挿入されていて、決して古典的なパンクやポスト・パンクの模倣に終わらない、先鋭的で美意識の高いサウンドを追求しているバンドです。 2013年発表の前作『Critical Factor』ではパンク/ニューウェーヴという枠組みを超えた、高いロマンティシズムを感じさせる幻想的で美しいドリーミーな世界観を追求した傑作に仕上げ、2014年にリリースしたEP『Secret Postcard』もその美しい世界観を踏襲したものでした。 4年ぶりのフル・アルバムになる本作は2015年からベルリンを拠点に活動していた成果を反映した、よりダンス・ビートを強調した作品に仕上がっており、ニューウェーヴというよりはKMFDMを思わせるインダストリアル系の作品になっていると思います。 KMFDM的なインダストリアル風な楽曲は過去のアルバムでも聴くことは出来ましたが、ドリーミーな作品だった前作よりも更に肉感的に感じられると思います。 前作でもマイケル・センベロの「Maniac」(原曲は映画『フラッシュ・ダンス』のサントラ盤に収録されていたダンス・ナンバーで全米で大ヒット)のカヴァーも収録されていたので、こうしたダンサブルなサウンド路線も違和感はありませんが、ゴシックな美意識を失わずに肉感的なダンス・ビートのインダストリアル・サウンドは、PLASTICZOOMSの世界観をより屈強のものにしたと思います。 私もタワー・レコードの通販で届いたばかりの状態で、細かい部分までは充分に聴けていないかもしれませんが、それでも昨日、自身のウォークマンに音源を入れて何回も聴きたくなってしまった中毒性の高いアルバムです。

 個人的には今月13日にTHE NOVEMBERSやLillies and Remainsと一緒に出演するイベント『BODY -20170113-』で、PLASTICZOOMSのライヴを初めて観ることになりますが、このアルバムを聴いてPLASTICZOOMSの生ライヴがますます楽しみになりました。 様々なファッション・ブランドとのコラボレーションの話題が先行してしまうバンドですが、生のライヴの方もおおいに楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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『BODY -20170113-』詳細リンク(↓)

http://www.unit-tokyo.com/schedule/2017/01/13/_20170113_body.php

 

 

 

 

 

 

 

 


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